最近やけに高濃度の水素水が目立ちますね。例えばこの3商品を最近よく目にします。でもこれらの商品。はっきり言います。実は水素濃度詐欺なのです。売らんがために実際に摂り入れることができない高濃度を打ち出すのは企業姿勢として誠実とは言えません。
水素が水に溶ける濃度は「通常の気圧にある水では、1.57ppmというのが溶存水素濃度の飽和値である。」という見解で統一しています。日本の水素研究の第1人者である太田教授が監修している水素水メーカー各社は皆、その見解です。簡単に言うと充填時に一時的に高濃度になっていますが、私たちが飲むときには全ての水素水の濃度は1.57ppm以下なのです。水素水は0.8〜1.6ppmをうたっているメーカーを信用しましょう。だってその会社の水素水だって充填時には3.5ppmくらいはあるのですから!
そのちゃんとした水素水は、先週TVで紹介されたこちらです。メロディアン「水素水のチカラ」、健康家族「仙寿の水」、KIYORAきくち「キヨラビ」。
水素水選びは皆様の厳しい目も大事ですよ!
そもそも水の中にどれくらいの量の水素が含まれていたら、「水素水」と言えるのか、疑問に思われるでしょう。しかしその前に、量を測る「ものさし」を理解しなくてはいけませんね。
水中の濃度を示す単位としては、ppmをよく使います。
ニュースなどで、汚染水における毒物の量を示すのに、聞いたことがあるのではないでしょうか。
ppm はパーツパーミリオン(parts per million)の略で、100万分の1を表します。
1ppmは、1Lの水に1mgの量、つまり1ppm=1mg/Lです。
ppbというのが出てくることもありますが、
ppb はパーツパービリオン(parts per billion)の略で、10億分の1を表します。
ということは、1000ppb=1mg/L=1ppmです。
消費者のために統一してもらえると良いのですが、残念ながら表記がまちまちで、中には数字が多く見えるように、わざとppbで表記しているのではないかと思われるようなサイトもあります。
水素は、圧力をかけて押しこんだり、密閉容器の中で発生させ続ければ、水中でも高濃度にすることができますが、通常の気圧にある水では、1.57ppmというのが溶存水素濃度の飽和値であることが科学的な計算でも証明できます。
水素水製品の中には、2.0ppm以上や、もっと高い数値で7.0ppmという数値を公表して販売しているものもありますが、これらはほとんど、容器内部で圧力がかかった状態での数値です。
蓋を開けた瞬間から、風船がしぼむように、1.57ppm以上の水素は、飲み干すのとどちらが速いのか?というくらいのスピードで抜けてしまいます。
1.57ppm以下の濃度になっても、水素は細かくて軽いですから、いつまでも水中に留まっていることはなくて、引き続きどんどん空気中に抜けていくことになります。
残念ながらこういった説明は抜きにして、発生直後の高濃度だけを大きく取り上げている製品があるのも事実です。
高濃度で長時間持続という点から注目されるのは、「ナノバブル」技術でしょう。
水素の気泡(バブル)を特殊な技術によって極微小(ナノレベルのサイズ)にすることで、溶液中の気体濃度を、圧力に頼らず通常の飽和濃度以上に充填することができ、更に空気に触れても長時間安定して溶存させることができることが実証されて、数社で商品化されています
「アキュラ水素水7.0」は7.0ppm・・
伊藤園の高濃度水素水は1.9〜2.5ppmと・・
トラストウォーターは3.0ppm
そのちゃんとした水素水は、先週TVで紹介されたこちらです。メロディアン「水素水のチカラ」、健康家族「仙寿の水」、KIYORAきくち「キヨラビ」。
水素水選びは皆様の厳しい目も大事ですよ!
そもそも水の中にどれくらいの量の水素が含まれていたら、「水素水」と言えるのか、疑問に思われるでしょう。しかしその前に、量を測る「ものさし」を理解しなくてはいけませんね。
水中の濃度を示す単位としては、ppmをよく使います。
ニュースなどで、汚染水における毒物の量を示すのに、聞いたことがあるのではないでしょうか。
ppm はパーツパーミリオン(parts per million)の略で、100万分の1を表します。
1ppmは、1Lの水に1mgの量、つまり1ppm=1mg/Lです。
ppbというのが出てくることもありますが、
ppb はパーツパービリオン(parts per billion)の略で、10億分の1を表します。
ということは、1000ppb=1mg/L=1ppmです。
消費者のために統一してもらえると良いのですが、残念ながら表記がまちまちで、中には数字が多く見えるように、わざとppbで表記しているのではないかと思われるようなサイトもあります。
水素は、圧力をかけて押しこんだり、密閉容器の中で発生させ続ければ、水中でも高濃度にすることができますが、通常の気圧にある水では、1.57ppmというのが溶存水素濃度の飽和値であることが科学的な計算でも証明できます。
水素水製品の中には、2.0ppm以上や、もっと高い数値で7.0ppmという数値を公表して販売しているものもありますが、これらはほとんど、容器内部で圧力がかかった状態での数値です。
蓋を開けた瞬間から、風船がしぼむように、1.57ppm以上の水素は、飲み干すのとどちらが速いのか?というくらいのスピードで抜けてしまいます。
1.57ppm以下の濃度になっても、水素は細かくて軽いですから、いつまでも水中に留まっていることはなくて、引き続きどんどん空気中に抜けていくことになります。
残念ながらこういった説明は抜きにして、発生直後の高濃度だけを大きく取り上げている製品があるのも事実です。
高濃度で長時間持続という点から注目されるのは、「ナノバブル」技術でしょう。
水素の気泡(バブル)を特殊な技術によって極微小(ナノレベルのサイズ)にすることで、溶液中の気体濃度を、圧力に頼らず通常の飽和濃度以上に充填することができ、更に空気に触れても長時間安定して溶存させることができることが実証されて、数社で商品化されています
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